昨日の宇部日報の「無辺」に、建設業界の人手不足の記事がありました。多くの自治体で公共工事の入札が不調に終わっていると書いてあり、成立させるには予定価格を上げるしかないとあります。 私は少し違う意見です。これまで公共工事が財政悪化の悪者にされ「コンクリートから人へ」という掛け声の中で、業界は大リストラで生き延びてきました。そこに、今度は耐震化などで工事が山のように動き出しました。 いくら腹ペコでも、目の前に山のように飯を盛られても、食える量は限られています。急に増やしたり減らしたりする政治こそが問題で、これを改めない限り、業界は設備投資も控えるし人材も増やさず育ちません。予定価格だけの問題ではありません。建設業界には、計画的に将来も仕事があるという安心感が必要です。 またバイオテクノロジーや環境分野(エコに関する分野)など、ソフトエンジニアリングが花形だった時代、政府が「コンクリートから人へ」の大合唱では、この業界には夢も希望もありませんでした。多くの若者から建設業界が見放されていたと思います。 公共工事が「悪」という、冗談のような時代が再び来ないことを願います。公共工事は、人間が安心して快適に生活するためのインフラです。橋や道路も古くなれば耐震化したり新しくすることも必要です。新規の箱モノを増やすだけではありません。 それと記事には「24歳以下の建築士が一人もいない」と書いてあります。たぶん一級建築士のことだと思いますが、一級建築士の受験資格は建築系の大学を卒業後2年間に実務経験が必要です。だから当然24歳以下はいません。
今日も明日からの議会質問に備えて、午後から会派控室でした。 |
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