10日(火)は、ほとんど一日会社でした。午後から2時頃まで市役所にいました。毎日、昼休みは食事の時間だけです。 11日(水)は、午前6時に家を出て、島根県浜田市に行きました。神社で行われた起工式に出席しました。夕方会社へ戻り、そのまま仕事をしました。 安倍政権は、「CCRC」という四文字のローマ字で、東京から地方への人の移動を政策に掲げています。宇部市のまち・ひと・しごと総合戦略でも宇部版CCRCを掲げていますが、東京から宇部市への人口移動の雇用創出施策は、医療と介護とヘルスケアの分野だそうです。宇部市は、国から医療と介護の分野で、ハードとソフト面が全国に比較して充実していると認められたそうです。その分野で全国的に人手不足という声があるとしても賃金は充分でしょうか。充実していると認められた業界をもっと充実という意味と、本当にその分野が東京から人材を求められているのかよくわかりません。
私が身近に感じるのですが、地方では建設業の分野、特に建築と土木の分野(プラント製造業を含む)で人手が足りません。それは「コンクリートから人へ」という言葉が躍った頃から顕著です。山ほど仕事がありながら、人手不足で仕事こなすことが追い付かない状態です。どんどんひどくなっていると感じます。 医療と介護の分野では、「特定の有資格者を除く労働者の賃金が安すぎる」という声も聴きます。宇部市では、介護予備軍の50代60代(退職後の人)ではなく30代40代の人材を東京から呼び込みたいとしています。しかし、子供が大きくなった頃の子育て世代は、住宅取得の時期とも重なり人生で一番お金がかかる時期です。 UIJターンを選ぶ側からは、雇用の場だけではなく、移住して生活できる充分な生活(賃金に魅力)が求められるはずです。
宇部で育ったのに大学などで都会へ移動した若者が戻ってくるような(若者が求める職場のある)宇部市を創らなければ、宇部市が衰退すると思います。
これから始まる宇部版CCRCがどこまでうまくいくか疑問を感じ始めています。 |
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