最近の電気料金の高騰には驚くものがあります。脱二酸化炭素の問題もあり石炭火力発電からクリーンなエネルギーへの転換政策もあります。石炭がだめなら太陽光発電や天然ガスになりますが、円安とロシアとウクライナの戦争の影響で天然ガスの高騰で、電気料金が(感覚で)約二倍になりました。 電力不足は、東北大震災で原発が止められたことも大きく影響しています。 中国電力は、1号機(46万kw),2号機(82万kw)が稼働していますが、1号機の廃炉は決まっています。実は、完成した3号機(137.3万kw)が工事完了していながら、試運転直前に東北大震災が起きたために稼働していません。電気料金への影響を考えるとこんなもったいないことはありません。3号機は改良型沸騰水型軽水炉で、最新技術で造られたものです。 太陽光発電は天気によって発電量が左右されるのと夜間は発電できませんからメイン電力にはなりません。島根原発の3号機が稼働できれば、電力不足が一気に解消し、石炭や天然ガスに頼ることもなくなります。地球温暖化対策でも持続可能な社会だと思います。 原子力発電の技術は日本も継承していかなくてはいけません。ドイツが原発を復活させる決定をしました。島根原発3号機の稼働を望みます。 |
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