国会で、増税が議論されています。野田政権が誕生するとき国民の世論の半数以上が、「いくらかの増税は仕方がない」という世論調査が出ていました。 ところが今、増税の理由として一番の理由にあげられているのは「復興のため」の復興増税(所得税や法人税、タバコ税など)です。私は、景気が最悪な状況での増税は最悪な政治で、風邪をひいた人に水をぶっ掛けて肺炎にしてしまうようなものだと思っています。「復興税」といえば、まだ東北大震災が生々しく、国民の理解を得やすいというのもあるでしょうが、どう復興するのかが全く語られないのはおかしいと思います。テレビを見ていても「復興のため」「復興を急がなければならない」ばかりで、増税の使い道の具体案がありません。 本当の理由は、「少子高齢化が進み、社会福祉費の増大を消費税でまかなわないと来年度からの財源が不足する」というものでした。そこに起きたのが大震災です。大震災を言い訳に、大増税とはペテン師の金集めと同じです。
私は、かねてより、「東北を元気にするには、それ以外の地域がまず元気でないと、復興が進まない」と、言ってきました。ある衆議院議員が、「東北大震災は、人間の体でたとえると、肩の大怪我。怪我を早く治すには、体全体つまり日本全体が元気でなければ肩の傷は治らない。」と話されていたのを聞きました。震災を理由に、他の地域のイベントを中止するなどはもっての他でしょう。(原発を止めての)節電も同じですが、病人に食料制限しているようなものです。
増税の話も、「復興」が理由ではなく、せめて社会福祉費の維持のため消費税を毎年1%(2兆5千億円)ずつ10%まで上げていくくらいが限界ではないでしょうか。
ところで、政権が語らない「復興案」についてですが、私には腹案があります。(どこかで聞いたせりふです) 今、超円高が問題になっています。それを利用して、円高時期に海外の地下資源をばんばん国が買い取り、東北の被災地域の海岸線に、巨大な長さと収納力をもつ、コンクリート製の地下資源ストックヤードを10m以上の高さの防潮壁を兼ねて建造したらどうかと思います。その海側には、漁港や船舶の港を建造します。巨大な長さですから、数兆円かかるかもしれません。住宅や商店は、陸側の高台に新都市を造ります。 円高を利用して日本が莫大な地下資源を購入するとなれば、円高対策も兼ねていますし、地下資源が貧弱な日本の不安も補えます。そうなると少々なことでは円高にならないかもしれません。これが円高を有利に利用できる案だと思いますが、いかがでしょう。
もうひとつ、放射性廃棄物(土壌など)の捨て場も問題になっています。私の腹案は、コンクリートで固め日本海溝(深さ1万m以上)の海底に沈めてはいかがでしょう。海溝の底は、今でも比重の大きい放射性物質が沈殿しているはずですから。 |
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