今日は、長崎の原爆記念日です。6日の広島の記念日もありました。式典で菅総理が「脱原発」を演説したのは、広島市長の言葉通り「原爆記念日は、核兵器廃絶と被爆者のことを考える日」なのに、政治利用した発言だと思います。長崎市長の発言も何か勘違いしているようです。原爆の被爆と原子力発電による被曝は「ひばく」の文字が違います。 核兵器と原子力発電は違います。平和を考える日に、核の平和利用を止める話?という奇妙な感じです。 原子力発電は地球温暖化防止のためには現実的に最大効率のエネルギーであることは、昨日来日した国連事務総長の発言の通りです。先進国はすべて原子力発電所を動かしています。日本は原発の最新技術を持っていると言われています。ただし、津波による事故は防げませんでした。 より安全に原発を稼働させることは重要です。安全な代替え発電も可能な限り推進すべきです。しかし夢のようなメガソーラーだけでは約3割を支えている原子力エネルギーには及ばないことも現実的には考えるべきではないでしょうか。 今日午後市役所で、清志会の議員で「臨時財政対策債」についての勉強会をしました。これは、国からの地方交付税を穴埋め(国の財政が赤字なので、地方に赤字を分担)する地方債です。国が返済を約束して地方に発行させている市債ですが、それを満額使わないことのデメリットはないかという勉強会です。 今月22日、神戸の勉強会の予習のようなものです。 |
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