昨日は、朝から北九州市役所へ行きました。工作物の確認申請がおりました。
今朝の、毎日新聞の記事ですが驚きました。 「政府が策定中の国家公務員の出向や再就職の指針などを盛り込んだ「国家公務員退職管理基本方針」の全容が21日、明らかになった。近く閣議決定する。毎日新聞が入手した原案によると、官庁人事の停滞回避や、公共部門での知見の活用を根拠に、独立行政法人などに公務員が出向する「現役の天下り」を容認。次官や局長レースに敗れた高級幹部の受け皿として上級の「専門スタッフ職」を新設するなど公務員に手厚い内容となっている」
公務員制度改革法案は、菅総理誕生後国会を開かず参議院議員選挙に突入したため法案が流れ廃止になりましたが、「現役の天下り」を堂々と認めるまで変身するとは、昨年の衆議院議員選挙の民主党のマニフェストは何だったのでしょうか。これだけ嘘が続くと呆れるばかりで、国民をだまして政権を取ったと言われても仕方がありません。できないことを公約にしていたということでしょう。
民主党は、よく昨年の政権交代を「明治維新」にたとえますが、徳川幕府が倒れるきっかけとなった高杉晋作の功山寺での挙兵は、数の力で始まった訳ではありません。高杉晋作のたった一人でも立ち上がるという決意があって、多くの人の心を動かしたのです。選挙で国民をだまし数の力で政権を取ったのとは訳が違います。明治維新の理念はもっと崇高です。
明後日、参議院議員選挙が告示されます。昨年の衆議院議員選挙で生き残った数少ない保守の砦(とりで)に芸能人候補を送り込み、まるで江戸幕府が「これでもか」と長州征伐するかのように思えます。山口県人はそういう軽い政治理念を吹き飛ばして欲しいものです。 私には、民主党が「白虎隊」(東日本代表)で、自民党が「騎兵隊」(西日本代表)に思えます。 民主党という仮面をかぶった白虎隊に、騎兵隊が戊辰戦争(明治維新)のあだ討ちを受けている感じです。 |
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